よくある質問

矯正治療を開始する時期は、いつ頃が良いのですか?

患者様がお子様の場合、歯の生え替わり具合やお口の状態によって変わります。
悪い歯並びが、かみ合っている歯や成長に悪影響を与えている場合には出来るだけ早く治療を開始した方が良いでしょう。

しかしながら、お子様自身の治療に対して抵抗があるようでしたら、 前向きになるまで様子をみてから開始する時期を検討する方が良い場合もあります。
実際にはお口の状態を診てみないとわからない場合が多いですから歯並びや噛み合わせにご心配があれば、まずご相談下さい。

歯並びが悪いとどのような問題がありますか?

歯並びが悪くデコボコになっていると、歯磨きがしにくくむし歯や歯周病になりやすいです。
また、かみ合わせが良くないと、うまくかめない、かみ切りにくいなど咀嚼(そしゃく)能率が悪くなっています。
場合によっては、胃腸の消化が悪くなる事もあります。
口元を気にして、人前で笑えなかったり、性格が内向きになるなどの心理的に悪影響になる場合があります。

治療で痛いのではないですか?

全く痛みが無いわけではありませんが、通常装置の着け始めや、ワイヤーを交換や調整後、その夜から2~3日痛みがでる場合があります。
個人差がありますが、通常2~3日でおさまります。
痛みが出る理由は、矯正装置によって歯に弱い力が加わることにより、歯を支えている組織の血管に充血が起こるための生理的な痛みですのでご安心下さい。

食事や歯磨きはどうしたらよいのでしょう?

食事は、固定式の装置の場合には、ガムやキャラメルなどの粘着性の高いものは避けていただきます。
また、装置を着けて初めてワイヤーを入れた時に痛みがある場合には、柔らかめの食事にした方がよいでしょう。
治療初期は使用するワイヤーが細いため、ずれやすいこともありますので食べものを小さく切って食べるようにしていただいています。

治療が進めば、通常とほとんど変わらずに食事できるようになります。

取りはずし式の装置の場合には、食べる時には装置をはずして食べてもらいます。
装置をつける時間が十分になるように、食事や間食など食生活が規則正しくなるよう心がけて下さい。

歯磨きについては、装置の周りやワイヤーの下など通常よりも磨きにくい部分が増えますので、時間をかけて丁寧に磨くようにして下さい。
装置を着けた時や、治療の際にも磨き方の指導や訓練を行いますのでご安心下さい。

大人でも矯正治療ができるのでしょうか?

大人の方でも矯正治療することは可能です。
歯を動かすことに、年齢は関係ありません。
歯や歯ぐきなどお口の中の状態が健康であれば、年齢は関係ありません。

歯を抜かないと矯正治療できないのですか?

歯を抜いて治療するか、抜かないで治療するかは患者様の状態によって変わります。
歯並びや噛み合わせの状態によっては、歯を抜く必要がある場合もありますが、必要がなければ歯を抜かずに治療する事も可能です。
小学校高学年頃の成長中の時期に治療を開始することにより、歯を抜かずに治療する可能性が高くできます。

また、歯を抜く必要がある場合でも、患者様に十分納得いただいてからにしております。

妊娠している場合や、治療中に妊娠した場合は治療ができるのですか?

できます、ご安心下さい。
治療中に妊娠されても、矯正治療をそのまま続けても問題はありません。
ただし、妊娠初期のレントゲンは避けたいですから、可能性のある場合にはお申し出下さい。

矯正治療中に限らずつわりが強い方の場合、間食が増えたり、歯ブラシで気持ち悪くなったりする場合がありますので、全身の健康管理と併せてお口の健康管理にもお気を付け下さい。

矯正装置をつけると部活の運動などが、できなくなりませんか?

できます、ご心配いりません。
矯正装置をつけても、普通と変わりなく運動できます。
取りはずし式の装置の場合は、運動時にははずして運動するようにしていただきます。

また矯正治療をしている、していないに関わらず、バスケットボールやサッカーなどの人同士がぶつかり合うスポーツの場合、マウスピース式のマウスガードを着けることをお勧めします。
マウスガードは、歯やお口の中をまもるだけでなく、スポーツ時の衝撃から脳への衝撃も保護する働きがあります。

吹奏楽部に入りたいのですが、矯正装置をつけても大丈夫でしょうか?

大丈夫です。
ただし、歯並びやかみ合わせの状態によっては、クラリネットやサックスなどのリード系の楽器は、避けてもらった方が良い場合もあります。
その他の楽器については、慣れれば問題ないでしょう。
患者様からのお話では、楽器によって高音が出しにくくなることがあるようですが、練習で解決できるとの事です。

気になる部分だけ装置をつけて治すことはできないのですか?

できる場合もあります。
しかし歯がすべて永久歯の歯列の場合、気にされているのが部分的であっても、全体の歯並びやかみ合わせのひずみとしてその部分に問題が出ていることがほとんどです。
そのため、矯正治療では歯並び全体を治療して、良いかみ合わせになるよう治療するため基本的には上下の歯すべてに矯正装置をつけて治療を行います。

また、永久歯と乳歯が混じった歯列の場合には、永久歯に生え替わるまでのまでの間は、部分的に治しながら永久歯への生え替わり待ちます。
順調に生え替わって、問題がなければ全ての歯に装置をつけなくてすむ場合もあります。

むし歯や歯周病があっても矯正治療はできるのでしょうか?

治療することは可能です。
しかしながら、むし歯や歯周病がある場合には、まず必要な治療をすませてから矯正治療を行う必要があります。 特に歯周病の場合には、歯を支える周りの組織に炎症があると矯正力によって歯周病の症状がひどくなってしまいます。
しっかりとした歯周病管理が必要になりますので、かかりつけの歯科医の先生と連携をとりながら治療を進めます。

治療中にむし歯の治療が必要になった際も、同様にかかりつけの歯科医の先生にご依頼して治療していただく事になります。
場合によっては、ある程度歯を移動させてからの方が、むし歯を治療しやすい事もあります。

矯正治療後に、後戻りはしないのですか?

お口の中もお肌や、髪の毛のように少しずつ変化しています。
また、矯正治療終了後の、半年から1年くらいは動かした歯の動きが普通より大きい状態です。
そのため、固定式の装置をはずした後は、保定装置という後戻りを防ぐための装置をつけていただきます。
治療後も年に数回定期的にお越しいただき、定期的なメンテナンスを行っております。

費用が高額なのではないですか?

矯正歯科治療は原則として保険が適応されない、自費の治療となります。
患者様の症状や、装置の種類や治療方法にもよりますので、お口の中を診せていただいてご相談していただければと思います。
ご相談いただくだけでも結構ですので、ご気軽にご連絡下さい。
ご説明をお聞きになって、納得されてから治療するかどうかをお決め下さい。 
費用は高額とお思いになられても、きれいな歯並びという一生の宝物を手にされるわけですから、
決して後悔されることはないと思います。

医療費控除は適応されますか?

医療費控除の対象となります。
お子様の矯正治療の場合は、お渡しする領収証をもって適応されます。
成人の方の場合は、診断書も必要となりますので、お申し出下されば発行いたします。
領収証はなくさずに大切に保管して下さい。

なお、医療費控除を行うには確定申告が必要ですので、詳細については税務署にてお伺い下さい。

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